当社の地域貢献

2006年10月27日、小学生による本社工場見学受け入れ
受け入れる切っ掛けは、迎えること事となった小学校に通う児童の父親が当社の従業員であったこと。又、地域社会貢献にも繋がるとの社長判断の元、受入れる事になりました。見学の目的は5年生が学年で1年間を通し自動車が完成するまでを学習している為、地元の関連工場を見学したいとの希望があったのです。当社にとって関係者以外の工場見学は設立以来初の試みであり、工場見学のマニュアルも無く全てが手探り状態。先ずは見学対象となる製造部門責任者が中心となりプランを立案し、どのような形で進行するかを検討し怪我の無い様細心の注意を払い子供たちを迎える事となりました。
@当社の切削加工を知ってもらう為のオリエンテーション
工場内を見学する前に基礎知識として実際の当社加工製品のサンプルを各工程ごとに並べ、素材から完成品になるまでを一目で分かるようにし切削加工とはどんなものかを子供達に説明。
A実際に稼働中のNCL(機械)を見学
製造部門のアイデアから機械の切削加工部分の扉を開放し、アクリル板を貼り付け外から見えるように配慮しました。
機械へ素材が自動投入されるパーツフィーダを見学する子供達
精密製品の全数検査を見学
当社主力製品ラインを見学
B見学後の質疑応答
子供達からは所有している機械の台数,敷地面積の広さ,主な納め先の自動車メーカー,従業員の勤務時間,従業員数,会社設立がいつか,素材値段,製品の重量,取り扱い製品数等の質問が寄せられました。
見学翌日、子供達全員から見学についての感想文が送られてきました。感想文には様々な観点からの感想,意見,質問が書かれており、これからのモノ作りを支えるであろう貴重な感性と受け止め、今後の当社のモノ作りに生かして行きたいと思います。